リニューアル・オープン記念 信長と戦った武将、荒木村重展

兵庫県

群雄割拠の戦国時代、天下統一を夢見る織田信長の配下として各地を転戦して武功をあげ、政治経済の要地である「摂津国」を支配していた武将、荒木村重。重臣の一人として信長から全幅の信頼を得ていた村重は、豊臣秀吉や明智光秀など、名だたる武将と肩を並べた強者であるとともに、茶や能楽に通じた文化人としても一目を置かれていた。しかし、現代において村重は「卑怯者」と評価されてきた。突如として信長に反旗を翻し、一年余りの攻防の末、妻子を置いて有岡城から脱したからである。同時に、地方豪族の家臣から立身するも、絶頂期で転落し、晩年は茶人として生きた数奇な運命は、これまで多くの小説で取り上げられ、さまざまな人物像が描かれてきた。
本展では、残された歴史資料と作品を通して武将・村重の生き様をたどるとともに、村重が嗜んだ茶と能楽に関する資料や、村重の居城であり、信長との攻防を繰り広げた有岡城の資料とその復元などを展示し、多角的な考察から村重の真の像に迫る。

開催概要