開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展

神奈川県

戦後、米兵の日本滞在のスーベニア(おみやげ・記念品)として、和装由来の鷲、虎、龍などの豪華な刺繍を施したジャケットが誕生した。日本国内の米軍基地内やその周辺で売られ「スーベニアジャケット」と呼ばれたこのジャケットは、その後、日本人のアメリカンカジュアルへの憧れや、ヴィンテージブームにより、数多くが日本に里帰りした。そのなかで、戦後よりスーベニアジャケットを売り続けている横須賀「ドブ板通り」のイメージと結び付き、「横須賀ジャンパー」略して「スカジャン」の名でファッ ションアイテムとして定着し、現在、日本のみならず世界中で根強い人気を誇っている。
本展では、テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)の貴重なヴィンテージ・コレクションを中心に、現在、世界中のファッションシーンからも注目を集める「スカジャン」の魅力あふれる世界が楽しめる。あわせて、戦後から50年代に横須賀「ドブ板通り」で実際に販売されていた商品や写真等により、全国の米軍基地周辺で展開した「基地文化」の一端も紹介する。
また、本展では、ヴィンテージ・スカジャンに用いられている「横振り刺繍」を用いて制作を行い、「現代の名工」に挙げられている桐生在住・大澤紀代美の作品を展示。同じく若手アーティスト達の作品も展示する。

開催概要