名刀 泰平を切り開く-戦国から江戸へ-

静岡県

元亀元年(1570)から天正14年(1586)の17年間、徳川家康は浜松の地に居城を構え、多くの戦いに挑みながら天下統一への道を歩んできた。なかでも元亀3年の「三方ヶ原の合戦」では、大軍を率いて進軍する武田信玄を迎え撃ったが、武田軍の圧倒的な軍勢に大敗を喫した。合戦450年を記念して、戦乱を越えて泰平の世を成した武士の魂とも言える刀と、江戸の文化を紹介する。刀は、戦の中では敵を払う武器として用いられた一方で、刀自身が御霊代として崇められ、また願いを込めて神に捧げられた歴史を持つ。さらに、刀は武家社会において、下賜品や献上品として用いられ、主従関係の結びつきを強める役割を担った。本展では、熱田神宮、日光東照宮、日光二荒山神社の神々に奉納された貴重な刀と、贈答に用いられた将軍家ゆかりの名刀などを展示する。

開催概要