第74回 正倉院展

奈良県

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正倉院宝物は、かつて東大寺の倉であった正倉院に収納されていた品々で、その数はおよそ9000件を数えます。正倉院展は、これらの中から毎年60件前後が厳選され公開される展覧会で、今年で74回目を迎えます。今年の正倉院展も例年と同様に、美しい工芸品から、奈良時代の世相がうかがえる文書まで、様々な品が出陳されます。


天平勝宝8歳(756)6月21日、聖しょう武む天てん皇のうの四十九日に合わせ、后きさきの光こう明みょう皇こう后ごうが東大寺盧る舎しゃ那な仏ぶつに献納した品々は、正倉院の中でもとりわけ由緒ある宝物として知られています。今年はその中から、繊細かつ華やかな文様が施された漆しっ背ぱい金きん銀ぎん平へい脱だつの八はっ角かく鏡きょう(黒漆地に金銀飾りの鏡)などの工芸品のほか、黄おう熟じゅく香こう(蘭らん奢じゃ待たい)と並んで名香の誉れ高い全ぜん浅せん香こう(香木)が出陳されます。

開催概要