東海道をゆく

岐阜県

慶長6(1601)年に導入された宿駅伝馬制により、江戸と京を結ぶ東海道には53の宿場が整備された。庶民の間で旅行への関心が高まると、東海道と中山道を取り上げた道中記『東海木曽両道中懐宝図鑑』や、旅の必需品や心得を著した手引書『旅行用心集』など、旅や地方を題材とした書籍が相次いで出版される。風光明媚な名所を多数擁する東海道は、浮世絵においても人気の題材だった。東海道物を最も得意とした浮世絵師は、歌川広重だろう。代表作「東海道五拾三次之内」(保永堂版)をはじめ、生涯にわたり20種類以上もの作品を手掛けた。
本展では、「保永堂版」を中心とする6種の東海道シリーズから出品し、各宿場や道中を主題とする浮世絵を、当時の旅程になぞらえて紹介する。
※会期中展示替えあり

開催概要