文化・観光交流協定締結10周年/松本市美術館開館20周年/市民タイムス創刊50周年 鹿児島市立美術館 名品展

長野県
クロード・モネ《睡蓮》1897-98年頃 鹿児島市立美術館蔵

鹿児島市と松本市が文化・観光交流協定を結んでから、今年で10年を迎えた。これを記念して、鹿児島市立美術館の全面協力のもと、その名品を一堂に紹介する展覧会を開催する。
鹿児島市は、南九州を治めた島津氏の城下町として江戸時代に発展し、明治維新には西郷隆盛・大久保利通らが活躍した歴史がある。また桜島をはじめ、海や森林など雄大な自然に恵まれている。この魅力ある都市に建つ鹿児島市立美術館は、「鹿児島ゆかりの作家たちの作品」、「19世紀末から現代につながる西洋美術」、「郷土の風土に取材した作品(桜島コレクション)」などを収集方針に掲げ、約4,350点の作品を所蔵している。
鹿児島は、日本近代洋画界を代表する数多くの優れた画家を輩出している。本展では、黒田清輝、藤島武二、和田英作のほか、東郷青児、海老原喜之助から現代にいたる画家たちの作品を一堂に展観。また、夏目漱石『吾輩ハ猫デアル』(初版本)の装幀を手掛けた橋口五葉の多方面にわたる画業も紹介。さらに、西洋美術の珠玉のコレクションも見逃せない。黒田に影響を与えたラファエル・コランにはじまり、印象派から現代までの近代西洋美術の流れを、モネ、セザンヌ、ピカソ、マチス、ダリなどの作品から通観できる貴重な機会となる。さらに、多くの画家が魅了され描いたシンボル・桜島も見どころのひとつだ。

開催概要