栃木県立美術館 開館50周年記念 印象派との出会い―フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション

栃木県

19世紀後半にフランスで誕生する印象派やポスト印象派の作品は、今日では世界中で多くの人に親しまれるようになったが、一方で当時画壇の中心であったアカデミーの伝統からは大きく逸脱するものだった。それゆえ、印象派の登場は同時代の人々に衝撃を与えた。アトリエから戸外へと飛び出した画家たちは、絵の具を混色せずに配置する「筆触分割」という新たな手法によって、身近にあるものの一瞬のゆらぎをとらえようとした。そして印象派は、西洋のみならず、日本の洋画界にも多大な影響を与えていくことになった。
本展では、国内有数のフランス近代美術コレクションを誇るひろしま美術館の所蔵作品を紹介する。モネやルノワールなどの印象派から、ポスト印象派、そしてフジタなどのエコール・ド・パリの画家たちといったフランス近代美術の巨匠たちはもちろん、黒田清輝など、フランス絵画に大きな影響を受けた日本の洋画家たちの作品が一堂に会する。印象派を中心としたフランス絵画100年の展開をたどるとともに、作品との「本物の出会い」が待っている。

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