和歌山県とインド・マハラシュトラ州との友好交流による ミティラー美術館コレクション展 インド・コスモロジーアートの世界

和歌山県

和歌山県はインド経済を牽引するマハラシュトラ州と、2013年に覚書を締結し、交流をスタートした。広範な分野における相互の交流拡大を目的に、着実に友好関係を深め、来年には覚書締結10周年を迎える。本年はまた、日印国交樹立70周年の記念すべき年でもあり、この機会を捉え記念事業として、ミティラー美術館のコレクションを紹介する展覧会を開催する。
新潟県十日町市の山中にあるミティラー美術館は、1970年代を中心に活動した前衛音楽グループ「タージ・マハル旅行団」のメンバーである長谷川時夫氏が設置・運営する私設美術館。1982年に開館した同館は、ミティラー地方で 3000年にわたって母から娘へと伝承されてきた壁画「ミティラー画」、先住民族であるワルリー族が描く「ワルリー画」、ゴンド族に伝わる「ゴンド画」のほか、テラコッタなど多数の作品を収蔵している。また、同館はインドからアーティストを招聘した滞在制作を積極的に続けており、 そこで生まれた新しいフォークアートも注目すべき作品群だ。これら多彩なコレクションの質と量は世界に類がないものとして、インド政府をはじめ国内外から高く評価されている。
本展ではミティラー美術館の協力を得て、同館のコレクションから約50点を紹介。コスモロジーあふれるインド美術の魅力に触れてもらうことで、和歌山県とインドの友好を深める機会となるだろう。

開催概要