武吉孝夫写真展 ―高知県の山村を歩く―

高知県

武吉孝夫氏(1946~)は、これまで『昭和51年を歩く・高知市』シリーズや『早春賦―四万十町誕生、今此処に―』など記録性を重視した写真集を刊行してきた写真家である。聞き書きや考えたこと、感じたことを文章にして写真にそえた葉書「写紙(しゃがみ)」を発案し、さらなる写真の可能性を提示している。平成19年(2007)から同21年までの3年間、同氏は写真仲間の小林勝利氏とともに高知県の山村へ通い、過疎の波にのみ込まれつつも、たくましく生きる山村の人々を撮影した。その間に同氏が小林氏へ送った1,000枚以上の写紙の中から約170枚をピックアップし、新たに暗室焼きして紹介。それらのモノクロ写真は独特の空気感をたたえ、山村の暮らしをしみじみと伝える。

開催概要