時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの

石川県

イヴ・クラインは、吸い込まれるような鮮やかで深い青―インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)―で有名な、青の作家として知られている。また、アクションやパフォーマンスを通し、最も非物質的で精神的であると考えた「青」に代表される色や火、水、空気などを用いることで、芸術を物質として見せるのではなく、「感性」を通して触れられるようにした。若き日に来日したクラインは、柔道の黒帯を取得し、精神と身体の関係を探求したエピソードもある。
同時代、廃墟から立ち上がり、自分の身体や物質、空間の関係をゼロから見直すような実験的な芸術の試みとして、イタリアでは空間主義運動、ドイツなどでは「ゼロ」、日本では「具体」などが展開された。本展は、イヴ・クラインを中心に、こうした同時代作家、さらに現代の作家を加えて、彼らの芸術に共通する「非物質性」というテーマを浮かび上がらせる。本展は、いま、ここにないものを感じ、想像し、不確かな現在を乗り越えていく喜びと力を私たちに与えてくれることだろう。

開催概要

  • 会期

    2022年10月1日(土)2023年3月5日(日) 
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1,400円(日時指定WEBチケット制)

    詳細は公式サイトへ

  • 休館日

    月曜日(10月10日、10月31日、1月2日、1月9日は開場)、10月11日、11月1日、12月29日~1月1日、1月4日、1月10日

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