憑りつかれる魂 江上 越が問いかける近代、その地平

広島県

江上越(1994年生、千葉県出身)は、日本や中国、アメリカ、ヨーロッパを舞台に国際的な活躍を見せる今注目の若手アーティストである。海外での経験をもとに、コミュケーションをテーマとする作品を発表し続け、近年では肖像画においてその本質を問いながら絵画表現の可能性を追求している。
江上は、さまざまな社会経済システムの問題が露呈する今日の状況を踏まえ、芸術表現を通して、あらためて日本の近代化のあり方を見つめ直そうと試みる。
本展では、江上がリスペクトする近代日本の洋画家・黒田清輝や岸田劉生、安井曾太郎をはじめ、ファン・ゴッホ、ルノワールへのオマージュ作品55点とあわせ同館収蔵品11点を展覧。明治、大正の洋画家たちとの時空を超えた対話により、江上はどのような絵画表現の地平を見せてくれるだろうか。最新作と江上自らが選ぶ近代洋画のコラボレーション展示が楽しめる。

開催概要