水野コレクション「しぐさとまなざし ~春草、松園、契月を中心に」

長野県

前足を延ばしてくつろぐ獅子や、辺りを眺め楽しげに憩う女性たち――。
日本画に登場する生き物や人の姿から、私たちは様々な情報を読み取ることができる。それは、画家たちが描く動作や視線のなかに、その場の状況や雰囲気、あるいは対象の感情や心理状態が表されているためだろう。
本展では「しぐさ」と「まなざし」をテーマに、同館が所蔵する近現代の日本画を紹介。例えば菱田春草は《栗鼠之図》で、一匹のリスが細い枝を軽々と渡る様子を描いた。また上村松園《志久礼》では、雨のなか視線を落とす女性の表情が、物憂げな気分を伝えている。
こうした仕草と眼差しの多様な表現に注目し、描かれた動物や女性たちの魅力を一層深めてほしい。

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