アールヌーヴォーからアールデコに咲いたデザイン オールドノリタケ×若林コレクション

神奈川県

明治の開国後、世界に向けて開かれた港「横浜」。激動の時代のなか、森村市左衛門と大倉孫兵衛―横浜にゆかりあるふたりの出会いは、オールドノリタケの発展に大きく貢献した。
オールドノリタケとは、明治中期から第二次世界大戦期にかけて、森村組および日本陶器(現・株式会社ノリタケカンパニーリミテド)によって製作・販売・輸出された陶磁器。19世紀後半、欧米では万国博覧会が各地で開催され、日本をはじめとする異国への関心が高まりを見せた。そのなかで、明治政府の殖産興業政策の一環として陶磁器の生産が強化され、万国博覧会などを通じて欧米諸国に紹介された。
こうした時代に創業されたのが森村組であった。森村組と、その関連会社として設立された日本陶器は、アメリカの販売拠点であるモリムラブラザーズとの協同により、当時の欧米の顧客ニーズをいち早く取り入れ、新しいデザインの陶磁器を次々と生み出していった。


本展では、オールドノリタケの陶磁器やデザイン画などを紹介。アールヌーヴォーの華麗な絵付けを施された作品や、アールデコの可憐なモチーフが儚く咲いた作品など、欧米に学びながらも独創性を開花させた意匠、技法、器種を網羅する若林コレクションから、オールドノリタケのさまざまに咲いた色彩とデザインが楽しめる。

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