倉敷・大原家伝来 浦上玉堂コレクション 受贈記念特別展示

岡山県

大原家は江戸時代からつづく倉敷の素封家で、明治以降も実業界で活動すると同時に様々な社会貢献を行ってきました。とりわけ孫三郎は日本初の私立西洋美術館「大原美術館」の創設でも知られています。
 同家と浦上玉堂との縁は、孫三郎の父孝四郎の実家である岡山の商家備中屋藤田家の主人蘭皐が玉堂と親しかったことに始まります。孫三郎は玉堂作品の収集に励み、昭和8年(1933)には『浦上玉堂画譜』を刊行、同13年には大原美術館にて「浦上玉堂展」を開催しました。
 この度、岡山県は当代謙一郎氏から伝来の玉堂コレクション寄贈のお申し出をいただきました。それは「大原孝四郎から孫三郎、総一郎、總一郎と継承された浦上玉堂のコレクションは、コレクション自体の中に種々の物語がこもっています。また、地元から生まれた傑出した作品として地元に残すべきものだとも考えます。このコレクションは、個人の資産としての価値より、まとまったコレクションとしての公共的な価値が優先されるべきだ」とのお考えによる決断でした。寄贈品は重要文化財を含む書画作品44点、資料11点を数え、ご厚志に応えて当館が保存・活用に努めます。本展はそのお披露目です。

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