コレクション大公開 相原求一朗展 アンコール

埼玉県

本展は、2020年度に企画され、新型コロナウィルス感染症の影響により臨時休館したため全く公開できなかった同タイトルの特別展を、再度機会を得て改めて実施するものとなる。
2018年から2019年にかけて、北海道をテーマに抒情的な風景画を描き続けた相原求一朗(1918~1999)の生誕100年・歿後20年を記念した回顧展が、川越・札幌・軽井沢を巡回した。同展をきっかけに相原芸術に魅了されたファンは全国に広がり、アンコールの声も多かったという。そこで本展では、新たにコレクションに加わったスケッチやデッサンの公開を兼ね、当館の所蔵作品で改めて相原の画業をたどる。
川越に拠点を置きながら、相原は毎年のように北海道を訪れ、心を揺さぶる風景を探し求めた。それは、戦時中の4年半を過ごした広大で寂寥とした満州の記憶を、北の大地に重ね合わせる行為でもあった。モノクロームの色調で描き留められた風景画は、理想化された相原の原風景と言ってよいだろう。
本展では、「北の大地」「北の異郷」「神の風景」という3つの切り口から相原作品約50点を紹介し、その魅力に迫るとともに、相原の創作意欲をかき立てた原風景のエッセンスを探る。同館蔵の相原作品を一挙に公開するのは開館以来初となる。

開催概要

最新一覧

美術展一覧へ戻る

新着情報をもっと見る