国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業/特別展 ホモ・ファーベルの断片 ―人とものづくりの未来―

愛知県

フランスの哲学者アンリ=ルイ・ベルクソンは、道具のための道具を製作すること、あるいはその製作に変化をこらしていく能力(創造性)が人の知性の本質であると指摘し、創造性をもつ人をホモ・ファーベル(工作人)と定義した。
やきものはその原初を辿れば、人が知性の本質に従って創造した道具であり、今なお人の営みにあわせてつくり続けられている。なかでも現代陶芸は、作り手の自由な意思行為にもとづく造形として展開され、時代を映す多様なあり方を示していることから、「ホモ・ファーベルの断片」として捉えることができる。
東海地域には豊富な天然資源があり、ありとあらゆるやきものをつくり出して人々のくらしを密に支えてきた。本展では人の創造性をテーマに、創造の前提となる「素材」、培われてきた「技」、形成されてきた「場」に焦点を当てる。この3つの観点から、同地域の現代陶芸を紹介し、人とものづくりの関係性を再考する。
本展は本県の誇る歴史、地場産業、伝統文化の再発見をコンセプトの一つに掲げている国際芸術祭「あいち2022」と同時期に開催し、連携イベント等を行うことで、この地域の陶磁文化を国内外に発信していく。

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