水野コレクション「水のある風景 – 大観の海、玉堂と清流」

里を流れる小川や白波の立つ大海原、あるいは空や地上の景色を投影した水鏡―。日本画には、様々な水が表されている。画家たちは水が作り出す情景に魅了され、その姿を絵に表現してきたのだ。
本展では、水野美術館が所蔵する日本画のなかから、水が描かれた作品を選りすぐって紹介。例えば、川合玉堂は故郷・岐阜の風物である鵜飼を題材に、水と関わる人の営みを残した。横山大観が写し出したのは、波同士が激しくぶつかりあい、しぶきをあげる海だ。また、松島をはじめとする日本が誇る景勝地、清流を泳ぐ魚や、水上を飛ぶ鳥たちなどを描いた作品も展示する。
本展を通して、日本画家がとらえた多彩な水の情景を楽しんでほしい。
開催概要
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会期
2022年6月11日(土)〜7月24日(日) -
会場
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観覧料金
当日一般1,000円
詳細は公式サイトへ
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休館日
月曜日(7月18日は開館)、7月19日
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