Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道

兵庫県

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横尾忠則の最新作を紹介する。これらは、新型コロナウィルス感染症の流行によって外出も人と会うこともままならなかった横尾が、アトリエに篭り、制作に打ち込むことで生まれた。
「これまでの作品とは異なるタイプ」と作家が言うように、画家としての新たなステージを示すものとなるだろう。中でも大きなテーマとなっている寒山拾得のモチーフは、中国は唐の時代の僧で、山に住み、詩を詠むも奇行を重ねるという特徴から数々の文学や美術に取り上げられてきた。俗世から離れ創作活動に勤しむ彼らの姿に横尾は何を見たのだろうか。
本展では、これらの新作を一堂に展覧するとともに過去の作品を参照することで、作家自身が「朦朧体」と呼ぶ最新の様式こそが、実は数十年におよぶ絵画との格闘と模索の末に到達した理想の境地だったのではないかということを考察する。

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