企画展 酒のうつわ  ―その美、こだわり・・・

愛知県

古来、神と人をつなぐ媒介であった酒。江戸時代以降になると、都市部を中心に庶民層にまで、飲酒の習慣が広がった。「盃を交わす」という言葉にあるように、人々は酒を酌み交わして絆を深めた。次第に飲酒は娯楽の一つとなり、宴の席で酒が愉しまれるようになっていった。
実はこの時期は日本のやきものが大いに発展した時代と重なる。江戸時代には磁器焼成が始まり、また日本各地に大小多くの窯が開窯し、多種多様なやきものの酒器が生み出された。
そして現在に至るまで人々は好みの酒器を使い、愛で、もてなし、遊び心を持ち、様々な思いを込めて酒のうつわを楽しんできた。そこには日本人の豊かな感性が生み出した面白き「うつわ使い」の世界を垣間見ることができる。本展から、日本のやきものの酒器の美しさと豊かさを感じてほしい。

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