東京都

色彩への招待

浜口陽三(1909~2000)は、20世紀を代表する銅版画家の1人である。1950年代にフランスにて“カラーメゾチント”という新しい銅版画の技法を編み出し、世界的に活躍した。
浜口陽三の開拓した銅版画技法“カラーメゾチント”は、黄、赤、青、黒の4つの色から作られている。色ごとに版を彫り分け、4つの色版を紙に順に重ねて刷ることで作品が完成する。一見すると絵具で描いたように見えるが、画面全体が意図的に構成された色の重なりによって制作されているのだ。版面に広がる点描のような凹みは、限りなく繊細です。その凹みによって、作品に無数の色と奥行きが生まれる。
本展では、浜口陽三の銅版画を約50点展示。複雑に重なり合って生まれた、豊かな色彩の世界が楽しめる。

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