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田島征三 アートのぼうけん展

デビュー絵本『ふるやのもり』(1965年)から半世紀以上、第一線で活躍する田島征三(1940~、大阪府堺市生まれ)は、いつの時代も革新的で人の魂を揺さぶる表現を追求してきた。
29歳にして『ちからたろう』(1967年)で第2回ブラチスラバ世界絵本原画展金のりんご賞を受賞して以来、田島は国内外の数々の絵本賞を受賞。しかし、高い評価や人気に疑いを感じ、評価の定まった自己のスタイルを破壊しようとしてきた。また、絵本を手がける一方、絵画を発表する美術家としても活動し、ジャンルに縛られない独自の創作世界を切り拓いてきた。
さらに、近年は芸術祭という新たな舞台と出合い、活動がますます飛躍。2009年の大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟県十日町市)では、廃校した小学校をまるごと絵本にする「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」を開館。2013年の瀬戸内国際芸術祭では、香川県大島に「青空水族館」、その後「森の小径」「Nさんの人生・大島七十年」などの制作を展開。80歳を迎えた今も、絵本の概念を打ち破る表現、そしてアートの可能性に挑み続けている。
本展では、絵本デビュー作『ふるやのもり』をはじめ、『ちからたろう』や『とべバッタ』など代表的な絵本を含む30余冊の絵本原画、さらに油彩画やリトグラフなども加えた270点以上を展示し、その型破りな創作の全貌を紹介する。

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