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特別展「新野洋×西澤伊智朗 ー自然を創るー」

新野洋は1979年生まれの現代美術作家。アトリエがある京都府南山城村周辺の里山などで採集した植物を、シリコーンゴムで型どりして、合成樹脂で型出しした部品を彩色し、組み立てて、未知なる生き物のかたちをつくりだしている。それらはまるで実在する生き物のようなリアルさを持ち合わせる。近年は、流木や動物の骨などのかたちを利用した巨大な作品をつくり、発表している。
西澤伊智朗は1959年生まれの陶芸作家。大地の風合いを感じさせる土肌の作品をつくる。長野の七二会(なにあい)の山中にアトリエをもち、冬虫夏草や廃墟、朽ち果てた果実などの存在やかたちに着想を得たというそれらは、作家のうちに沸き起こるとめどもない表現への欲求から生み出されている。粘土は自身を映し出すようなものだと西澤は言う。
みずみずしく透明感あふれる新野のアクリル樹脂の素材感と、荒々しくも素朴な西澤の陶土、20歳差のふたりが創り出すそれぞれの自然のかたちを紹介する。

開催概要

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木村伊兵衛と土門拳

木村伊兵衛(1901~1974)と土門拳(1909~1990)は、ともに日本における近代写真/リアリズム写真の開拓者として知られている。しかし、その人柄は作風は基本的に大きく異なっていた。木村が小型のライカカメラを愛用し

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