東京都

篠田桃紅展

篠田桃紅は、70年を超える活動を通して、前衛書から墨による独自の抽象表現の領域を拓き、孤高の位置をまもりながら探求しつづけた。中国大連に生まれ、東京で育った篠田は、自立した生き方を求めて書の世界に身を投じ、戦後まもなく、40歳を越えて単身ニューヨークに渡り活動の場を大きく拡げる。新しい表現を求める熱気あふれるこの時代、欧米の抽象芸術と日本の前衛書が時代の先端で響きあうなか、篠田の表現は大きな注目と高い評価を獲得した。
惜しくも107歳で逝去した作家の没後1年を経て開催される本展は、桃紅の長きにわたる活動の全貌を約130点の作品・資料により紹介するとともに、その広い射程と現代性を今日的な視座から検証するものである。

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