沖縄県

平山郁夫 生誕90周年記念 悠久のシルクロード展 ~古代エジプトからアジア、そして日本へとつながる歴史と文化の道~

かつて東西の交通路として栄えたシルクロード。この名称は19世紀にドイツの地理学者リヒトホーフェンがその著書『China(支那)』(1巻、1877年)においてドイツ語で「絹の道」の複数形を表す「ザイデンシュトラーセン」と使用したのが最初である。その名の通り、シルク(絹)の産地中国から、はるかローマに及ぶ壮大な交易路を指す。この道を通って文物だけではなく、情報や学術等の文化、そして人々などありとあらゆるものが往き交うことで、世界は豊かになった。そしてシルクロードは、ローマを経てエジプトの地へ、さらに中国、韓国を経て日本へ達し、文化、情報、人間の道となったのだ。そして、沖縄も琉球王国時代の交易にて少なからず影響を受けている。
本展では、シルクロードの地を愛してやまなかった故平山画伯の作品と、選りすぐりの至宝116点を紹介する。また特別展示として、鎌倉初期から室町時代に制作された初公開の日本の仏像や、京都の大佛師(四天王寺大仏師・成田新勝寺大佛師)松久宗琳が制作した貴重な仏像を展示、さらに奈良の唐招提寺におさめられている平成時代の仏像彫刻家による薬師如来立像を合わせて紹介。この機会に7千キロにもおよぶシルクロードが生み出した悠久の歴史に想いを馳せてほしい。

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