香川県

生誕120周年記念 猪熊弦一郎回顧展 美しいとは何か

昨年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館は開館30周年を迎えた。そして今年は、猪熊弦一郎(1902~1993)の生誕120周年にあたる。この節目にあらためて猪熊の画業を回顧する。
猪熊弦一郎はおよそ70年の画業を通じ、一貫して「美」の表現を追求した。先人の偉業に学び、身近な自然や生活のなかにたくさんの美しいものを発見して、それらがなぜ美しいのか考え、研究し、何枚も何枚も絵を描いて、新しい美の創造に挑み続けた。
本展は、猪熊が作品として生み出した多様な美と、美への思いを紹介するもの。作品とともに、「色」「形」「単純化」「バランス」といったキーワードや、猪熊が美について述べた言葉などを掲示し、美の探究の軌跡をたどる。
美はどこにでもある、と猪熊は言う。心の窓を開くことで新しい美しさが見えるようになる、とも述べている。本展がきっかけとなって、一人一人が自分にとっての「美しいとは何か」を考え、日々、身辺に美を発見し、生活が彩られることになってほしい。

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