岡山県

コレクション展 新収蔵作品を中心に

倉敷市立美術館では、郷土にゆかりの深い作家たちの作品を中心に、近・現代美術の流れを展望できるコレクション作りを目指して収集活動を行っている。令和2年度には、日本画家の池田遙邨、洋画家の柚木久太、坂田一男らの作品43点が新たにコレクションに加わった。
池田遙邨の「銀砂灘」は銀閣寺と庭園の銀砂灘と向月台が単純化された形でユーモラスに表現されている。鮮やかな色彩で多くの風景画を残した柚木久太の「西爽亭秋意」は、倉敷市玉島の庄屋・柚木家の旧宅の庭を描いたものだ。また抽象絵画の先駆者とされる坂田一男の「ある日の構想」は、抑えられた色調で描かれ晩年の画風をよく伝えるものである。
本展では、このほかに備前焼の伊勢﨑淳、版画家の髙原洋一、同館で初めて作品を収蔵することになった日本画家の飯塚竹斎、井上端木、書家の河田一臼らの作品を展示する。さまざまなジャンルの作家による多彩な表現を楽しんでほしい。

開催概要

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