東京都

深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」(東京展)

金魚の持つ神秘性に魅了され、創作を続ける深堀隆介。透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという、独自の斬新な手法で注目を集める現代美術家。
極めて独創的な深堀の技法は、器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を少しずつ部分的に描いていき、さらにその上から樹脂を重ねるというものである。そうした作業を繰り返すことにより、絵が重なり合い、まるで生きているかのような金魚が表現され、圧倒的な立体感をもって観るものに迫る。その生き生きとしたリアリティは、平面である絵画作品と立体作品の境界に揺さぶりをかける革命的絵画―2.5D Painting-と言えるだろう。深堀は、国内はもとより今や世界的にも高い評価を受け、近年ではライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、表現と活動の幅を広げている。
約300点もの深堀作品を展示する、東京の美術館では初めてとなる本格的な展覧会。絵画でありながら立体的な躍動感にあふれ、不思議な美しさを湛えた“深堀金魚”を存分に楽しんでほしい。

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