山形県

和2・3年度市町村立美術館活性化事業 第21回共同巡回展 「板橋区立美術館・豊島区所蔵 池袋モンパルナス-画家たちの交差点-」

1920年代以降、池袋界隈には芸術家向けの安価なアトリエ付き住宅が建ち並び、そこには日本各地から上京した芸術家たちが集い、いくつかの「アトリエ村」と呼ばれる一画が形成されていた。この地域では、芸術家同士の交流も盛んで、新たなアートシーンを生み出した。その様子は、パリの芸術家の街になぞらえて「池袋モンパルナス」と呼ばれている。
板橋区立美術館と豊島区は池袋モンパルナスに関連する画家たちの作品を収集してきた。本展は、両館のコレクションで構成され、「池袋モンパルナス」と題した詩を書き、芸術家たちに多大な影響を与えた詩人・小熊秀雄の作品を皮切りに、画家たちが互いを描いた肖像画や自画像、また、アトリエ村周辺の風景画をとおして、池袋モンパルナスの全貌に迫る。そして、池袋美術家クラブ、新人画会などに参加していた画家を中心に、彼らが会派を越えて切磋琢磨し、戦前から戦後の激動の時代の中で芸術に情熱を注いでいた様子を紹介する。
また、池袋モンパルナスには全国各地から上京してきた画家たちが暮らしていたことが大きな特徴として挙げられる。彼らの中には、戦後も東京で制作した者もいれば、故郷に帰り活躍した者も。本展は、しもだて美術館、瀬戸市美術館、そして酒田市美術館を巡回。開催館ごとにその地域に根差した池袋モンパルナスゆかりの作家を紹介する。

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