愛知県

優美な曲線から歴史が伝わる カップ&ソーサー物語

コーヒーや紅茶をたしなむ時間は、ほっとする一瞬ではないだろうか。カップ&ソーサーは、コーヒーや紅茶などをよりおいしく味わうため、さまざまなバリエーションで作られた。日本国内でカップ&ソーサーの生産が本格的に始まったのは明治時代前期から。当時の日本にとってハンドル付きのカップは未知のものであり、制作は困難を極めたが、伏焼や石膏型成形などの新しい技法を取り入れ、大きさや厚さ、形状が整った器が作られるようになった。工夫を凝らして出来上がった生地には、日本的な花鳥や洋風の薔薇など、さまざまな題材で豪華な絵付けがされ、海を渡り、テーブルを華やかに演出した。
本展では、明治・大正時代に日本の各産地で制作されたカップ&ソーサーやポットなどを加えたティーセットを展示。100年以上経った現代を生きる私たちも、その美しさに目を奪われることだろう。

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