静岡県

ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ(静岡展)

歴代国王の戴冠式が行われた大聖堂で知られるフランス北東部の都市、ランス。街の中心に立つランス美術館には、世界屈指の風景画コレクションが収蔵されている。
フランスで風景画が隆盛を極めた19世紀、官立の美術アカデミーでは風景画のコンクールが開催され、このジャンルに特化した指南書が相ついで刊行された。また、チューブ入り絵の具の開発と鉄道網の発達が戸外制作の流行をもたらし、ありのままの自然を描く前衛画家たちの登場を促すことになった。
本展ではランス美術館のコレクションを筆頭に、約70点の出品作を通して、新古典主義からバルビゾン派、そして印象派に至る近代風景画の展開をひも解く。アシル=エトナ・ミシャロン(1796~1822)、カミーユ・コロー(1796 ~1875)、ギュスターヴ・クールベ(1819~1877)、シャルル=フランソワ・ドービニー(1817~1878)、ウジェーヌ・ブーダン(1824~1898)、クロード・モネ(1840~1926)、ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841~1919)など、19世紀の巨匠たちによる名品が揃う。なかでも16点の油彩画が一堂に会するコローの展示は必見。ランス美術館がリニューアル休館中の今だからこそ実現できたこの機会にぜひ楽しんでほしい。

開催概要

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