NEW 大阪府

特別展「難波をうたう-万葉集と考古学-」

日本最古の歌集『万葉集』。万葉集は大和(奈良)や東国に次いで難波(大阪)の歌が多く、難波は万葉人のもう一つのふるさとといえる。本展では万葉集をひも解きながら、発掘調査で明らかにされた建物跡や祭祀の場、当時の暮らしや儀礼で用いられていた様々な出土品を手がかりにして古代の難波に迫る。
展示では、日本最古の万葉仮名を記した「はるくさ」木簡(大阪市難波宮跡出土)のほか、万葉歌が墨書された木簡(レプリカ)を、万葉集の古写本と共に紹介。そして藤原宇合によって「昔こそ難波田舎と言はれけめ 今は都引き都びにけり」(昔こそ 難波田舎と言われたろうが 今は都に做ならって すっかり都会らしくなった)と詠まれた奈良時代の難波宮・難波京について、豊富な出土資料をもとにして実像を描き出す。さらに、まじないに使われた人面墨画土器や木製形などを通して、幸あれと願った万葉人の多様な祈りに触れてみる。考古資料と万葉歌・古代史の出会いによって生み出される古代大阪の新たな世界を感じてほしい。

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