香川県

大・タイガー立石展 変幻世界トラ紀行(香川展)

絵画、陶彫、漫画、絵本、イラストなどのジャンルを縦横無尽に横断しながら独創的な世界を展開した立石紘一、ことタイガー立石、こと立石大河亞(1941~1998)。
1941年、九州・筑豊の伊田町(現・福岡県田川市)に生まれた立石は、大学進学のために上京。63年の読売アンデパンダン展でデビューし、翌年には中村宏(1932~)と観光芸術研究所を結成。時代のアイコンを多彩に引用して描かれたその作品は、和製ポップ・アートのさきがけとして注目を集めた。65年からは漫画も描きはじめ、「タイガー立石」のペンネームで雑誌や新聞にナンセンス漫画を連載した。
しかし漫画の制作が多忙になった69年3月、突如としてミラノに移住。のべ13年にわたるミラノ時代は、漫画からヒントを得たコマ割り絵画を精力的に制作する一方、デザイナーや建築家とのコラボレーションで数多くのイラストやデザイン、宣伝広告などを手がけた。
イラストレーターの活動が多忙となった立石は82年に帰国。85年から千葉・市原を拠点に活動し、90年以降は絵画や陶彫作品を「立石大河亞」、マンガや絵本を「タイガー立石」の名義で発表した。
立石は1998年4月に56歳という若さでこの世を去りましたが、そのユニークな創作の数々は今なお色あせることがない。生誕80年をむかえる今年、200点以上の作品・資料によってその多彩な活動をふり返る。

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