京都府

創業200周年記念 フィンレイソン展 ―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル(京都展)

フィンレイソンとは、北欧フィンランドにおいて1820年に創業したテキスタイルの会社であり、この社名をブランドとして寝装具や、室内を彩る多彩なテキスタイルを製作し、フィンランドの家庭に愛用されてきた。本展は2020年に創業200年を迎えたことを記念し、その歴史を振り返る展覧会である。
フィンレイソン社は1820年、英国スコットランド出身のジェームズ・フィンレイソンが、フィンランド第二の都市タンペレで紡績工場を設立したのが始まりであった。綿・ウール糸の紡績と織物製造で大工場を作ったが、工場エリア内には学校、病院、図書館、教会をつくるなど巨大なコミュニティを形成した。1860年にはフィンランド初の女性雇用の場を作り社会的にも大きく貢献。その後1950年代から工場内にスタジオをつくり自社のデザイナーによるオリジナルのテキスタイルを生み出していった。
展示室では時代ごとに変遷するデザインを展望するともに現在まで人気の各デザイナーのデザイン原画とテキスタイルをあわせて楽しめる。日本人になじみの深いムーミンの初期デザインにも出会える。小国ながら社会福祉制度などでは先進的で豊かなフィンランドの生活スタイルを学ぶ機会にもなるだろう。

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