群馬県

生誕130年記念 高島野十郎展(群馬展)

独学の油彩による写実を追求した孤高の画家、高島野十郎(たかしま・やじゅうろう、1890~1975)。東京帝国大学農学部水産学科を首席卒業するものの画家を志し、世界の美術動向や同時代の画壇とも交渉を持たず、果実や花などをみつめ、日本各地の自然や社寺風景を描き続けた。生涯描き続けた一本の蝋燭の火や、最晩年に描いた太陽、夜空に浮かぶ月の光など、ただ一つの対象に独自の「写実」への執念を込めた連作には、光と闇をみつめた画家の魂がゆらめいている。昨年の生誕130年を記念して、群馬県利根郡や埼玉県秩父市など高崎市近隣に取材した作品や、生まれ故郷の福岡県久留米市で新発見された作品を含む90点によって旅路をたどり、近年評価が高まる画業の全貌を回顧し、新たな高島野十郎像に迫る。
あわせて鉛筆による精緻な描写で、高島と同じく蝋燭などをみつめる現代の画家、秋山泉(あきやま・いずみ、1982~)の特集展示を同時開催する。

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