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みろく ―終わりの彼方 弥勒の世界―

釈迦仏入滅。この暗く沈んだ世界に救世の光をもたらす未来仏・弥勒。東アジアで広く親しまれ、日本に深く浸透した弥勒は誕生の地ガンダーラから時空を超え、交易と仏教伝来の道シルクロードをたどってヒンドゥクシュを抜け、天山を越え、海を渡って遥か東方の日本に至っている。
6世紀、その中継地となったアフガニスタンのバーミヤンの麿崖に、像高55メートルの弥勒の大仏(西大仏)が刻まれ、多くの人々の信仰を集めていた。しかし、あいつぐ戦乱の中で、バーミヤンの仏たちは破壊され、往古の姿を失ってしまった。
本展では、ガンダーラとアフガニスタンの弥勒菩薩像、スーパークローン文化財の技術をもって原寸大復元したバーミヤンE窟仏龕天井壁画の《青の弥勒》を中心に、スーパークローンの敦煌莫高窟275窟交脚弥勒菩薩像、バーミヤン東大仏天井壁画《天翔ける太陽神》、法隆寺金堂9号壁を一堂に会し、弥勒の道を辿る。
本展は「東京藝術大学アフガニスタン特別企画展」(2015年)、「素心伝心―クローン文化財 失われた刻の再生」(2017年)に続く、文部科学省が推し進める「革新的イノベーション創出プログラム」事業の成果発表の場となる展覧会である。

開催概要

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