京都府

『MICROCOSMOS 螺鈿と象嵌の世界』展

古より朝鮮半島では美術工芸の装飾技法として、異素材を埋め込む模様表現が発展してきた。
螺鈿漆器は、木地に鮑(あわび)などの真珠光を放つ貝殻をはめ込み、漆を塗って研ぎ出すことで星座のような美しい光を放つ。象嵌を施した高麗青磁は、翡翠(ひすい)に例えられた「翡色(ひしょく)」と呼ばれ、天下第一と称された。人々の作り出した作品には精緻な技法によって花鳥や雲鶴文がきらめき、自然の調和と祈りの世界が広がっている。
朝鮮の風土に育まれた人間の技が宇宙のように深遠な内面世界と融合する美しい世界を楽しんでほしい。

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