東京都

手のひらほどの小さな絵―パリ1930年代の浜口陽三―

20世紀を代表する銅版画家・浜口陽三の、若きパリの時代を紹介する展覧会。浜口は1930年に、東京美術学校の彫塑科を2年で中退し、フランスへ向かった。一時はパリのサロンに油彩画を出品するが、次第に大画面の油絵を描くことに興味を失い、小品や水彩画を制作したと言う。戦争によりやむなく帰国するまでの9年間の作品はほとんど失われてしまった。しかし戦後、40歳を過ぎて完成させた神秘的な銅版画は、かつて国際芸術都市で育んだ理想の果実でもあったはずだ。
本展では銅版画約30点と共に、パリ時代の小さなグアッシュ3点を特別展示するほか、作家のインタビューや資料によって当時を探る。

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