神奈川県

企画展「拓本で知る武州かねさは」

武州かねさはは近世「金沢八景」として江戸庶民はじめ多くの人々が訪れた景勝地。鎌倉とともに寺社巡りや物見遊山をする人、大山詣の人が立ち寄り、漢詩、和歌、狂歌や俳句をつくり、武州かねさはは歌を唄う所「名所」になった。そして名所には、多くの石碑が建てられた。金沢八景への道しるべである道標も点在している。また、地元民の祈った石仏には関連した社寺名や人物名がともに刻まれている。
こうした石碑・石仏、道標は建てられた場所にあることが重要なことであり、博物館で紹介しにくいものである。しかし拓本は、重くて展示室に運べない石碑などの内容や、読みにくい文字を鮮やかに我々に見せてくれる重要な資料でもある。武州かねさは周辺には地域を愛し歴史に興味をもつ方々が多くいて、自ら拓本を取られた方から譲られた120件もの拓本がある。
本展では、武州かねさはに点在する石碑・石仏、道標などの拓本で、近世から近代にかけての金沢地域の歴史をたどる。

開催概要

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