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令和3年度夏季展 美しき備え ―大名細川家の武具・戦着―

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戦国時代、武将は数多くの武具・戦着を誂えた。武具とは鎧・兜などを、戦着とは陣羽織・鎧下着などを指す。それらは、命を守るための優れた機能性だけでなく、外見や意匠にも独創的な工夫が凝らされ、軍や自らの士気を高める役割を果たした。泰平の世が続いた江戸時代も、武家の格式を象徴的に示す大切な道具として、代々が創意あふれる武具を備え続けた。そのため大名家には、武将の美意識を反映した個性豊かな武具・戦着が残されている。
永青文庫にも、大名細川家の歴代藩主が所有した武具が多数伝わっている。本展ではその中から、2代・忠興(1563~1645)が考案した具足形式「三斎流」の甲冑や、3代・忠利(1586~1641)所用と伝わる変わり兜、鳥の羽根を全面に装飾した珍しい陣羽織など、美的素養を有する藩主たちが誂えた武具・戦着を、最新の調査結果を交えながら紹介する。戦の道具に託された武家男性の洒落た一面が楽しめる展覧会。

開催概要

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