長野県

トットちゃん広場5周年 『窓ぎわのトットちゃん』展

世界中で2371万部が発行されるベストセラーとなった黒柳徹子(ちひろ美術館館長)の自伝的物語『窓ぎわのトットちゃん』は、雑誌「若い女性」での約2年間の連載を経て、1981年に単行本として出版された。
本書はちひろの絵でもよく知られていますが、黒柳とちひろは生前の面識はなく、ちひろの訃報を知った黒柳が遺族へ花束を贈ったことから、現在に至るまでの交流が始まっている。黒柳は、トモエ学園の話を書くならいつも子どものしあわせを願っていたちひろの絵を使いたいと考え、連載期間中に何度も美術館に通い、エピソードに合うちひろの絵を自ら選んだ。表紙を飾るこげ茶色の帽子をかぶってお行儀よく座る少女や、半分背を向けて授業を受けている子どもなど……、亡くなる前に、少し描いていたの?と思う方もいるほどに、ちひろが描く子どもたちの姿は、トットちゃんの世界にぴったりと寄り添っている。
2021年に、トモエ学園の精神を未来につなぐ「トットちゃん広場」(松川村村営)はオープン5周年、『窓ぎわのトットちゃん』は刊行40周年を迎える。どんな時代、どんな場所にあっても、子どもたちがのびのびと健やかに過ごせる未来を願い、あらためて本書の魅力を紹介する。

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