岐阜県

アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.10 田中翔貴

10回目となる「アーティスト・イン・ミュージアム」では、アーティストの田中翔貴が滞在制作を行う。
田中はゼラチン・シルバー・プリントによる表現を主軸に作品を制作してきた。日常の何気ない風景をフィルムカメラで撮影し、そのイメージに手を加えながら紙や立体物にうつし取る田中の手法は、抽象的であり心象的な像を生み出す。
また近年は、草花を布に挟みたたき込んで染める作品にも取り組んでいる。田中が「形地(かたち)染め」と呼ぶこの手法では、折々に出会う身近な植物を用いる。その色と形を布にうつし取る行為は、それらが育った土地の風土や空気感をもうつし出すという意味を込めているとのことだ。
今回の滞在制作では「うつす」をキーワードに、これまで手掛けてきた手法を織り交ぜながら、岐阜県美術館の庭園の植物を使った新たな写真作品に挑戦する。
公開制作は5月23日まで、作品展示を5月29日~6月27日の期間に行う。

開催概要

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