神奈川県

開館30周年記念 柳原義達展

日本の彫刻界を代表する作家のひとりである柳原義達(1910~2004)の業績を紹介する。柳原は戦前よりロダン、ブールデルの影響により彫刻制作を始めた。戦争を経て、戦後、1953年に渡仏し、新たな具象彫刻を展開。その緊張感に満ちた造形性は、対象の本質を表し、具象彫刻の可能性を押し開いた。加えて、ヒューマニズムに裏打ちされた感覚により、生命感あふれる作品を発表し、戦後日本の彫刻界に大きな足跡を残した。
「生命の力の移動を見、その移動によってプランが構成される芸術は、絵では出来ない。ただ一つの彫刻の世界、特に具象の作家の仕事ではなかろうか。私はこのことこそ、唯一の純粋な彫刻の美であり、具象の美しさであると信じている。私は少しでも絵画的表現の戦前の仕事から、彫刻の本質とは何かの困難な道を歩みたい。」(『柳原義達美術論集孤独なる彫刻』)と柳原は記している。
本展は、代表的な彫刻および素描により柳原彫刻の魅力を紹介する。

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