奈良県

特別展「生誕130年記念 髙島野十郎展」(奈良展)

洋画家・髙島野十郎(1890~1975)は、徹底した写実による独自の画境、孤独と旅を愛した生涯を送った作家として、没後に光が当てられ、今日では幅広い人気を得ている。本展では、2020年に生誕130年を迎えたこの作家の画業を紹介する。
野十郎は福岡県久留米市の酒造業を営む家に生まれ、東京帝国大学農学部水産学科を首席で卒業するも画業の道へ進む。独学で絵を学び、渡欧したのちもパリを拠点に郊外の風景写生に取り組む日々を送り、帰国後は久留米、東京、そして千葉県柏市へと移り住み、各地を旅しながら作品を描き続けた。その作風には仏教的な思想が根ざしていると考えられているが、野十郎はたびたび奈良にも訪れ、風景画を残している。
本展では、代表作を含む野十郎の豊富なコレクションを誇る福岡県立美術館の所蔵作品を中心に、初紹介の作品もあわせた総数115点により、多くの謎に包まれながら、見るものをひきつけてやまない野十郎の絵画世界の魅力を紹介する。

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