東京都

特別展「明治水彩の隠れた巨匠―五百城文哉作品展」

水戸市出身の五百城文哉(いおき・ぶんさい、1863~1906)は、明治時代に活躍した洋画家。その作風は文字通りの「写生」であり、丹念に描かれた風景画や植物画は、水彩画特有のみずみずしさを保ちつつも、見る者を圧倒するような、カラー写真を凌駕する出来映えを誇っている。
本展は、水戸市立博物館が所蔵する五百城の風景画と、同館に保管されている代表作である《高山植物写生図》(個人蔵)を、一堂に紹介する展覧会であり、本来は昨年4月に開催する予定であった。しかし、コロナウィルス感染拡大防止の観点から、やむなく中止に至り、今年は満を持しての開催となる。ちなみに、本格的な五百城文哉の作品展としては、都内で16年ぶりの開催となる(前回は2005年に東京ステーションギャラリーで開催)。水彩画という新しいジャンルを切り開いた一人としても知られる、五百城の世界を楽しんでほしい。

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