東京都

開館80周年記念特別展 国宝燕子花図屏風 色彩の誘惑

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尾形光琳(1657~1716)の「燕子花図屏風」は、カキツバタの群生を、金箔を貼った大画面に群青と緑青の二種の絵具のみを使って描いた作品である。これら青と緑と金(黄)の三色は、しばしば組み合わされて、日本・東洋において特別な伝統を有する色であった。その一方、本作品の色彩感には、江戸時代ならではの美意識が反映していると見ることもできる。
本展では、紺紙金泥経や、青や緑を主調とする画面に金彩が加わった中世の仏教絵画、あるいは唐時代以来の金碧山水などと、この三色が活躍する清新な古九谷や黄瀬戸など同時代の陶芸作品、さらに、色彩傾向を同じくする金屏風の数々をあわせて展示することで、「燕子花図屏風」に新しい光を当てることを試みる。

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