京都府

生誕120年・昭和を考える 木村伊兵衛展

木村伊兵衛 「 秋田おばこ 」 昭和28年(1952年) 何必館・京都現代美術館蔵

本年は、木村伊兵衛生誕120年にあたる。木村伊兵衛(1901~1974)は、日本の近代写真史上最も重要な写真家である。
ライカの神様といわれた木村は、その軽快なカメラの性能を生かし、それ以前に主流であった絵画的な表現から、動的印象を捉えるスナップ写真という新しい表現方法を開拓し、日本写真界に新たな潮流を生み出した。
「昭和」という時代は大戦をはさみ、激動の時代であったが、彼の作品から受ける印象は驚くほど穏やかで、豊かな情緒にあふれている。木村の作品は、躍動する時代を捉えた優れたルポルタージュであり、昭和の人々の生き生きとした姿は、現代の私たちが失いつつある大切なものを思い出させてくれる。
本展では、輝かしい昭和という時代に焦点を当て、「戦前・戦後」「庶民の町」「日本列島」「人物」「秋田」というテーマで、同館コレクションから厳選された約60点の作品で構成、展示する。

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