東西の日本画 ― 大観・春草・松園など―

富士図の名手・横山大観(1868~1958)、美人画に専心した上村松園(1875~1949)と鏑木清方(1878~1972)、「製作は密室の祈り」という言葉をのこし、観音像を描き続けた村上華岳(1888~1939)。明治から大正、昭和にかけ、伝統と革新のはざまで新たな表現を模索した日本画家たちの作品は、色とりどりの魅力に満ちている。
東京と京都を中心に、東西の日本画を紹介する本展では、大観の大作「霊峰一文字」や、松園美人の代表作「汐くみ」、速水御舟(1894~1935)による水墨画の傑作「木蓮(春園麗華)」をはじめ、岡田美術館屈指の名品が一堂に会す。加えて、満36歳という若さで世を去った菱田春草(1874~1911)の没後110年にちなみ、春草作品全7件も一挙公開。その繊細で清らかな絵画世界を堪能できる。東西の日本画家たちの作品から、新時代の息吹を感じ取ってほしい。
開催概要
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会期
2021.04.03〜2021.09.26 -
会場
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観覧料金
当日一般2,800円
詳細は公式サイトへ
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休館日
会期中無休
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