東京都

館蔵企画展「生誕120年-宮本十久一展」

宮本十久一(みやもと・とくいち、1901~1982年)は、現在の文京区本郷にて生まれ育った人物。中学校卒業後に川端美術学校に学び、一方で吉川霊華に私淑し、大和絵画法を独習することによって、日本画家への道を歩み始め、1920年に開催された第1回中央美術社展に出品された《四国路》は、一部の識者に評価された。
しかし、1923年の関東大震災による実家の焼失等により、経済的な理由から画家になることは断念せざるを得ず、以降は定年退職するまで、公立学校の美術教師として生計を立てることになった。それでも、絵画に対する情熱は失われず、仕事の合間にスケッチを描き、定年退職から死去までの約20年間は、その活動をより活発化させ、膨大な水彩画や素描を残した。
本展では同館が所蔵する作品の中から、大小さまざまな約70点を紹介する。身近な風景に対する、十久一の暖かな眼差しを楽しんでほしい。

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