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第13回宇都宮エスペール賞 伊藤遠平展―透明で優しいものたちへ―

平成13年度に創設された宇都宮エスペール賞は、宇都宮市に在住しているか、活動拠点がある等、本市にゆかりのある芸術家のうち、芸術の創造活動が顕著で、今後の活躍が期待できる方1名に贈るもので、賞の授与により、展覧会を開催するなど受賞者を支援・育成することで、芸術文化の振興を図ることを目的としている。
この「エスペール」という言葉は、フランス語の””J’espère””―「私は期待する」に由来しており、芸術家の今後の展開を応援しようという思いが込められている。平成28年度の第13回エスペール賞は、ギャラリー関係部門(美術、文芸、茶華道、その他)の分野で公募し、多くの応募をいただいた中から、伊藤遠平(いとう えんぺい)氏が受賞した。
伊藤氏は昭和51年、茨城県笠間市に生まれた。平成14年の東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻終了後から本格的に制作活動をスタートさせるが、そのアプローチはまさに多彩だ。平面と立体あるいは具象と抽象を問わず自由に展開しているが、それらはいずれも我々の身近にある自然界からインスピレーションを得て、そこにある生命の根源的なかたちを表現しようとする壮大な試みといえるものだ。
本展では、その不思議かつ愛くるしい物語世界によって近年注目をあつめている「ミーヤホーヤ」シリーズをはじめ、これまで手がけた代表作はもちろん、本展のための新作も展示する。

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