愛知県

暮らしのうつりかわり ~魅せます!土人形 素朴な造形美の魅力 ~

働き終えた道具たちの年に一度の晴れ舞台<暮らしのうつりかわり>の季節が、今年もやってきた。昔の生活道具を紹介しながら、私達の暮らしがどのようにかわってきたのかをたどるこの展覧会も9回目を迎える。相変わらず美術博物館収蔵庫のなかで、ガラクタだの粗大ゴミだのと揶揄され、何かと肩身の狭い思いをしているモノたちだ。しかし、これらの道具だって、寄贈していただいた皆さまによって築き上げられた大切な岡崎の文化遺産になるのだ。
会場には明治から大正、昭和にかけてのいろいろな道具を集めた。また、今回は、粘土を焼成して彩色した土人形を一堂に紹介する。土人形は節句物、縁起物として日本各地で作られ、かつては庶民の間で子どもの誕生や成長の節目ごとに買い足された郷土玩具だった。収蔵する全国各地の土人形を紹介しながら、素朴で郷土色豊かなその魅力に迫る。
令和の時代になって、収束がみえないコロナ禍にあって、私達一人ひとりが日々の暮らしや社会を再認識し、見直す状況に迫られている。昔の道具から生活の違いや変化、先人達の生活の知恵と工夫をくみ取り、少しでも今を乗り切るためのきっかけにしてほしい。

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